ベンツの故障で頻度の多い表示は?

エンジン警告灯

 

こんにちは! ケーズファクトリーの前田です。

今回は、ベンツの故障で頻度の高いものをご紹介していきたいと思います。

最後までお付き合いくださいね?



メーターに表示されるトラブルマーク

ベンツには、重要な部分にセンサーが取り付けられていますので、

故障を感知すると、メーター上に表示が出る様になっています。

それでは、どのような故障表示が出るのか記載していきます。

 

ベンツ エンジン警告灯

・エンジンマーク(エンジン警告灯)

こちらは、エンジンに装備されている各センサーで異常を感知すると

黄色く点灯するマークです。

どのような故障の時に点灯するか詳しく書いてみたいと思います。

・エアマス(エアフロ) センサーの故障

エンジンの空気の取り入れ口に装着されているセンサーで、

空気の吸い込み量を計測しているセンサーです。

吸入空気量に対して、どれ位の燃料を噴射するかを エンジンコンピューターで

計算し、適正な空燃比になるようにするものの一つです。

エアマスセンサーが故障すると、加速不良やアイドリング不良などの症状になります。

この場合、エアマスセンサーを交換すると症状が改善します。

 

・点火系の故障

スパークプラグにうまく点火しない状況になると警告灯が点灯します。

たとえば、イグニッションコイルの故障で、8気筒中1気筒でも点火しない場合

エンジン不調になり、エンジンマークが点灯します。

 

 

・クランクセンサーの故障

クランクセンサーとは、エンジンのクランクシャフトの回転を計測するセンサーです。

クランクプーリーやフライホイールなどの回転を見ています。

エンジンが何回転で回っているか、どの位置にあるかを判断して、

スパークプラグに電気を送ったり、燃料噴射のノズルを制御したりしています。

このセンサーが故障すると、エンジンが停止してしまう事が多いです。

 

暑さに耐えられなくなり、故障することが多いので、

ゴールデンウィークを過ぎたあたりから、故障が発生してレッカーでのご入庫が

毎年あります。

 

・O2センサーの故障

O2センサーとは、排気ガスの濃度を計測するセンサーで、

排気ガスをクリーンな状態で排出するように、エンジンコンピューターに

排気ガスの濃度の信号を送るものです。

 

このセンサーが故障すると、エンジンコンピューターに正確な信号が

送られなくなり、燃料噴射の詳細な調整が出来なくなり、

エンジンの吹け上がりが悪くなったり、排気ガスが臭くなったりします。

 

マフラーにある触媒の前後に取り付けられていることが多いです。

 

1つのO2センサーが3万円前後しますので、2個又は4個を同時に交換すると

修理代金は、10万円を超えてしまいます。

 

交換後にお客様の感想を聞くと、

・走りがスムーズになった。

・燃費が少し良くなった。

など、体感が出来るほど、影響がある部品ということが判ります。

 

その他では、あまり多くはありませんが、エンジンの吸入路以外からの

空気の吸い込みや、インジェクター(燃料噴射ノズル)の故障、

2次空気のエアポンプの故障などでも、エンジン警告灯が点灯します。

 

エンジン警告灯(エンジンマーク)については、上記のような部分が

多く発生していますので、ご紹介させて頂きました。

その他の故障表示については、次のブログでご紹介させて頂きます。

 



まとめ

エンジン警告灯が点灯する原因として

・エアマスセンサーの故障

・点火系の故障

・クランクセンサーの故障

・O2センサーの故障

・その他、空気の吸い込みなど

が、故障の原因という事になります。

 

メルセデスベンツは、専用テスター(DAS)で診断することで、

素早く、故障の原因追究が出来ます。

 

当店も完備しておりますので、故障かな?と思われた際には、

お気軽にお問い合わせください。

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横浜市都筑区川和町525番地

TEL 045-308-6570

ベンツ修理専門店 ケーズファクトリー

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