毎度ご覧いただきまして、ありがとうございます。
ケーズファクトリーの前田です。
今回は、メルセデスベンツ W222 Sクラスの後期型の
メンテナンス表示のリセット方法について、
お話を進めさせていただきます。
今回も最後までお付き合いくださいね!!
ベンツのメンテナンス表示とは?
メルセデスベンツには、定期点検・車検・オイル交換などを
メーター上でお知らせする、システムが有ります。
日付は365日からカウントダウンされ、次回の12か月点検の期日が
近づくと、”メンテナンス あと〇〇日” という表示が出ます。
走行距離によっても表示されます。
15000Kmからカウントダウン(Sクラス ガソリン車の場合)され
0Kmに近づくと、”メンテナンス あと○○○○Km” という表示が
メーター上に出ます。
日付の残り又は走行距離の残りの0に近いほうからメーター上に表示されます。
特に故障ではないので、そのまま乗り続けることも可能ですが、
エンジンを始動する度に、メーターに表示されてしまうのが
気分的には良くありませんね!
メンテナンス表示が出てしまった時の対処法
通常は、12か月点検又は24か月点検(車検)やエンジンオイル交換時に
メルセデスベンツ用故障診断機(XentryDAS等)でASSYST設定から
メンテナンスをリセットします。
しかし、このメルセデスベンツ用故障診断機を持っていない
修理工場やガソリンスタンド、カーショップで車検やオイル交換を
した場合、メンテナンスリセットして貰えない事が有ります。
そういった場合、リセットのみディーラーで実施してもらうのも
気が引けるし、そのまま乗り続けるのも嫌だという方に
メンテナンスのリセット方法をお教えしたいと思います。
手順は次の通りです。
W222 後期型のメンテナンスリセット手順
① エンジンフード、ドア及びトランクリッドまたはテールゲートを閉じます。
② イグニッションスイッチをポジション1(アクセサリー)にします。
③ フィンガーナビゲーションパッド上でスワイプしてメーターでメニュー項目『トリップ』で
基本画面『総走行距離/オドメーター』を選択します。
④ 戻るボタン(家のマークの上にクルっと矢印ボタン)を1.5秒間、
押して保持しながらフィンガーナビゲーションパッドを押します。
⑤ マルチファンクションディスプレイ(メーター内)にワークショップメニューが
インデックスとともに表示されます。
⑥ メニュー内容は下記のとおりです。
車両データ、ダイナモテスト、ブレーキパッド交換、メンテナンス、ヘッドアップディスプレイ(装備に応じて)
⑦ メンテナンスで整備データ、フルメンテナンス、フルメンテナンス確認、オイルグレード、
メンテナンスを実施しましたか?、はい、取り消しは出来ません、確認の順に操作します。
⑧ 次のメンテナンスは あと15000Kmですが表示されたら成功です。
⑨ リセットが終了したら、戻るボタンでトリップ画面まで戻して、イグニッションスイッチをOFFにします。
⑩ 以上で終了です。
メンテナンスリセットに関するご注意
この作業はあくまでも参考です。
車によって操作方法が違う場合が有ります。
ご自身の責任で行ってください。
トラブルが発生しても当方では一切責任は負えません
この記事に関する質問にはお答えできませんので、お問合せはご遠慮ください。
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