ベンツ冷却水漏れ修理1

 

こんにちは、ケーズファクトリーの前田です。

今回は、メルセデス・ベンツの冷却水(ラジエター液)漏れに関する

トラブルについて、詳しくご説明をしていきます。

 

走行中に突然ラジエターの故障表示が出てしまった場合は、

あせらずに、安全な場所に車を停車して対処しましょう。

 

それでは、行ってみましょう!!

 

ラジエターとは

 

ラジエターとは、エンジン内部を循環して高温になった冷却水を、

エンジン前方で自然風や強制ファンによって冷却する(冷やす)装置です。

 

以前は真鍮製でしたが、最近のものはアルミフィンとプラスチックタンクで

軽量化とコストダウンされています。

 

その為、経年劣化でプラスチック部分に亀裂が入りやすく冷却水が、

漏れてしまう故障が多くなっています。

 

ベンツだけではなく、国産車や他の輸入車でも

同様な故障が、多くなっている傾向が見受けられます。

 

ラジエターの冷却水とは

 

冷却水は読んで字のごとく、エンジンを冷却する水のことですが、

LLCと呼ばれる液体と水によって構成されています。

 

LLCはロングライフクーラントの略で、一昔前は不凍液と呼ばれることが多かったので、

年配の方は不凍液の方が判りやすいでしょうか!?

 

LLCは大まかに、エンジン、ラジエター、ヒーターなどの内部に

錆などが発生しないような成分と

零下(気温が0°C以下)になっても凍結しないような成分が入っています。

 

単純に水(水道水)だけをラジエターに入れた場合、水が凍結して

膨張するために、ラジエター、エンジン、ヒーターなどを

破損して水漏れが発生してしまう事があります。

 

また、LLC中の成分も熱によって劣化するために、1~2年で

新しく交換する必要があります。

 

これを怠ると、水漏れやオーバーヒートなどの故障につながりますので

ご注意ください。

 

通常は、車検や定期点検で交換するのが一般的です。

 

 

水漏れについては、大まかに下記の部品の故障による

トラブルが多いので、順番にご説明しておきます。

  • ラジエター本体
  • サブタンク
  • ウォーターポンプ
  • ヒーターバルブ
  • ホース&パイプ類

 

 

ラジエター本体の水漏れと修理方法

ラジエター本体の水漏れは下記のような個所からが多いようです。

  • アッパーホースの付け根の亀裂
  • サイドタンクとコアの接続部
  • A/Tオイルクーラーホース接続部

主に経年劣化が原因と思われますが、振動や外部要因にもよるものも

考えられますが、ほとんどが経年劣化と思われます。

 

外部要因では、サーモスタットの不良によりオーバーヒートを

起こしてラジエター内の圧力が上昇して破損することも

考えられます。

 

ラジエターが破損した場合は、本体交換となります。

同時にアッパーホースやロアーホースも同時交換を

オススメしています。

 

サブタンクの水漏れと修理方法

ベンツ冷却水漏れ修理

サブタンクは、プラスチック樹脂で形成されているため

経年劣化で、材質が変化して水漏れが始まります。

 

サブタンクの構造は、上下2分割になっていることが多く

その合わせ目の接着部分の亀裂で水漏れします。

 

その他、リターンホースの接続部分がもろくなり、

振動などで破損することもあります。

 

サブタンクは、修理が出来ない為、ASSY交換となります。

同時にサブタンクのキャップも交換しましょう。

 

ウォーターポンプの水漏れと修理方法

ウォーターポンプ故障

ウォーターポンプは走行距離や使用状況によってどれくらいで

故障するかは一概には判りませんが、5万キロを超えたあたりから

修理の入庫が多くなります。

 

ウォーターポンプの軸の部分が摩耗によってガタツキが出てしまい

その隙間から冷却水が漏れ出します。

 

水漏れが始まる前から、エンジンに異音が出ますので、定期的に

チェックすることをお勧めします。

 

ウォーターポンプから水漏れを起こしたまま走行を続けると

オーバーヒートするだけではなく、ファンベルトも外れてしまう場合も

有りますので、要注意です。

 

 

ヒーターバルブの水漏れと修理方法

ヒーターバルブ水漏れ

ヒーターバルブからの水漏れは、徐々に漏れていくケースが多いので

1週間~2週間使用すると冷却水の警告が点灯する場合など、

すぐには冷却水が無くなる事はありません。

 

取付け場所もカバーの中に隠れている車種もあり、なかなか確認が

難しい事もあります。

 

漏れが発覚した場合は、ヒーターバルブの交換となります。

 

ホース&パイプ類の水漏れと修理方法

冷却水のホースは、大きく分けて2種類となります。

  • ラジエターホース
  • ヒーターホース

ラジエターホースはアッパーホースとロアホースに分けられます。

 

ヒーターホースは数本に分割されて接続しているケースが多いので

単品の交換でも修理は可能ですが、同じ年数、距離を使用しているので

全部交換するのが基本です。

 

いずれの場合も、ゴムホースの経年劣化と熱による劣化により、

ホース自体が縮んでしまい、ホースバンドが緩くなったり、

内部圧力に耐えられなくなり、ホース自体に亀裂が生じて

水漏れを起こします。

 

パイプ部分も稀に水漏れを起こします。

プラスチック樹脂を使っていることが多いので、経年劣化で

亀裂が入って水漏れします。

ベンツ水漏れ修理パイぴ

コチラの画像は、W212 E250の271エンジンで使用している

ヒーターパイプです。

 

パイプに亀裂が入って水漏れを起こしていました。

 

 

 

愛車のベンツが冷却水漏れを起こしたら

普段、ボンネットを開けてエンジンルームを見ることなんて

そうそう無いと思います。

 

では、ラジエターの冷却水の量が減っている事はどうやって

気付くのでしょうか?

 

ラジエターサブタンク内の水の量が一定レベルを下回ると

メーターに警告が出ます。

 

ラジエターの黄色いマーク又は、最近の車両は文字で教えてくれます。

”レイキャクスイフソク トリアツカイセツメイショサンショウ”などです。

 

この表示が出たら、すぐに車と停車して冷却水の量を確認しましょう。

自分で出来ない場合は、近くのガソリンスタンドやロードサービスに

お願いしましょう。

 

水を補充してもすぐに漏れてしまう場合は、走行できませんので

レッカーサービスで修理工場まで運んでもらいましょう。

 

修理費用については、車種や年式、破損個所で大幅に変わってきます。

修理金額が心配な方は、修理工場に見積もりを出してもらってから

修理をお願いした方が良いでしょう。

 

社外部品(OEM部品・サードパーティパーツ)などうまく使用すると

かなりの節約になります。

 

当店でも修理が可能ですので、故障した場合や事前に見積って欲しいなど

ご相談頂ければ、ご対応が可能です。

 

それでは、良いベンツライフをお送りください!!

 

株式会社ケーズファクトリー

TEL 045-308-6570

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